REC-MOUNTS(レックマウント)のすゝめ。導入のメリットと拡張例【こだわりのコックピットを作る】
ベースのレックマウント
まず、レックマウント(REC-MOUNTS)とはなんぞやという話だが、基本的にはサイコンやライトを取り付けるためのパーツである。
上の写真が、一番ベーシックなtype9と呼ばれる種類のものだ。
レックマウントの1番の特徴はというと、その拡張性だ。ここにさらに拡張パーツをつけることで利便性を高めることができるのだが、そのベースになるのが上の写真のtype9である。
レックマウント導入のメリット
メリット1. 拡張性
先ほども触れたが、一番のメリットは拡張だ。
レックマウントは上部がGarminマウント、下部がGoProマウントになっている。
ここから更に、販売されている純正拡張パーツで上部や下部にGoProマウントを増設することができる。
また、GoProマウントからキャットアイマウントに変換するための純正のアダプタが有るなど、純正パーツのカバー範囲が広いのだ。
(純正パーツだけで大体のアクセサリを載せることができてしまうので、とりあえずレックマウントを付けてしまおう。)
メリット2. 見た目
レックマウントといえばそのメカメカしい見た目も売りである。
純正パーツを組み合わせて、こだわりのあるコックピットを作ることができる。
個人的には、コックピットの見た目はかなりライドのモチベにつながるので、こだわっておきたいポイントだ。
メリット3. 高剛性
レックマウントは拡張パーツ含め、ほとんどがアルミ削り出しのパーツだ。そのため、ライトやGoProなど、たくさんアクセサリを取り付けても、たわむ感じはない。
プラスチック製のサイコンアームに強度面の不安があるならば、レックマウントをおすすめする。
レックマウント導入のデメリット
デメリットは若干重量が重いことだろうか。
ベースマウントの重量は57.6g(type9)である。アルミ削り出しなので仕方ないところではある。他のプラスチック製のサイコンアームと比較すると倍ほどの重さだろう。
しかし、正直100gに満たない重量を気にする人がどれほど居るだろうか。シリアスレーサーならともかく、レースに出ない人なら全く気にすることのない重量差であると思う。
拡張の例
ここで拡張の例として、筆者のコックピットを紹介する。
レックマウントの上側には、GoProマウントを増設する拡張パーツを取り付けてある。(詳しくは下の記事をご覧いただきたい)
https://re-k-factory.com/roadbike/post-692/
今のところ、GoProはこの位置につけるのが画角的にも最適解だ。
次に下側には、GoProマウントを2つに拡張するパーツを取り付けてある。(これも参考記事を貼っておく)
https://re-k-factory.com/roadbike/post-683/
ロングライドをするとき、点滅して存在を知らせるポジションランプと、常時点灯のフロントライトを2つつけることを想定している。
まとめ
レックマウントの導入のメリットは、
- 拡張性
- 見た目
- 高剛性
だ。そしてデメリットは重量である。
数十グラムの重量を気にしないポタリングメインの人には、レックマウント導入による利便性と満足度のほうが勝るだろう。
どんなコックピットにしようか悩んでいる人もいるかもしれないが、とにかく色々なアクセサリに対応する純正パーツが豊富にあるので、とりあえず導入してみるのもありだと思う。
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