ホイールをカンパニョーロのシロッコに履き替えた感想・インプレ【 Sirocco DB】
先日、カンパニョーロのアルミホイール、シロッコ(ディスクブレーキ)/ Sirocco DBを買いました。
私のロードバイクはそれまで完成車に標準でついているホイール、いわゆる鉄下駄ホイールで走っておりました。
特に不満はありませんでしたが、とりあえずカッコイイホイールが履きたいと思い、交換に踏み切りました。
ということで今回はホイール交換のお話です。
10万以下のホイールの選択肢
完成車のホイールから最初に履き替えるとき、まず最初に思いつくのは同じカンパニョーロのゾンダ、フルクラムのレーシング3、シマノのRS-770あたりでしょうか。
僕も予算はさすがに10万以下、そして何よりカッコいいホイールが欲しいと思っていました。
カッコいいホイールとなると、やはりカンパのG3組がいいよなーってことで、ゾンダ一択だと思われました。
ゾンダの兄弟、シロッコが候補に浮上。違いは?
しかし、ゾンダには近いグレードにシロッコというのもありまして、その大きな違いは
- ベアリングが、ゾンダはカップアンドコーン、シロッコはシールドベアリング
- 重さはゾンダの方がちょっと軽い
- リムハイトはシロッコの方がちょっと高い
この三つぐらいだと思います。
一つ目のベアリングの種類についてですが、要はカップアンドコーンは玉当たり調整が行える、シールドベアリングは基本いじれない、というのが実用上の違いです。
カップアンドコーンは玉当たりがシビアに調整できるということで、フラッグシップのモデルにはカップアンドコーンが用いられるわけです。
じゃあカップアンドコーン採用のゾンダの方がよくね???
となるわけですが、そうは単純なことではありません。
まずカップアンドコーンの一番の弱点ですが、泥などのダストがベアリング内に侵入しやすいです。
特にカンパのベアリングはこれが顕著らしいですね。ゾンダ履いてて、千キロぐらいでベアリング内がドロドロになってたなんて人もいるらしいです。(逆にシマノのカップアンドコーンはかなりシール性が高いらしいですが)
シールドベアリングはこの点、完全にシールされて開けられないようになっているので、ダストが侵入しにくいです。ということはメンテもフリーですね。
そんな頻繁にベアリングのオーバーホールなんてしたくないホビーライダーにはぴったりな気がします。
ということで、シールドベアリングがシロッコを選んだ理由の一つです。
あとは、重量・リムハイトの違いはありますが、正直初心者ライダーの僕には微々たる差なので、ベアリングが一番大きな要素でしたね。
それからあと、リムハイトがシロッコの方が少し高いので、遠目から見た時の見た目はシロッコの方がいいかなと。そんな安直な理由もあります。
シロッコ、海外通販でポチる
ホイールを買うってなったら店頭で買うとか、国内通販で買うとか、安心できる買い方はありますが、いかんせん高い。シロッコはやすいと言っても定価で7万以上です。
海外通販なら結構安く売ってることがわかりまして、
で結局、定価7万超のところ、税金含めて5万でおさまりました。
2万円の得ですね。
ちなみにホイールには関税はかかりませんでした。ヘルメットやウエアなどはかかるようですが。
とどいた!履いてみた感想インプレ
で無事に海外からホイールが届きまして(10日ほどで)、
さっそくつけてみました。
ここでひと悶着有りました、が、これを話してると日が暮れるので、ポン付けできたことにしましょうw。
ホイールが付きまして、いざ走ってみると、
なるほど、漕ぎ出しが軽い。
そりゃそうです。標準の鉄下駄ホイールはなんと2.3kgもあったからです。
シロッコのカタログスペックが、1.7kgぐらいですから、600gもの軽量化に成功したわけです。回転体の外周部はちょっと軽くなるだけで結構変わるもんです。
それで33ミリのちょっと高いリムハイトの効果はどうだいと聞かれると、
わかんねえなこれ。
って感じです。スプリントしてみれば、うーん多少伸びがあるかなーー??程度です。
でもやっぱリムハイトが高くなったことで、かっこよくなりました。より一層、足元が引き締まった感じがあります。
リムハイトは正義!
まとめ
計5万ぐらいでアップグレードに成功しました。
レースなんかに出ない、僕みたいなホビーライダーは、ホイール変えて楽しければそれでいいし、かっこよければそれでいいので、結構満足です。
参考
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