ドコモ「ahamo(アハモ)」について真剣に考えよう。/料金・条件の比較、メリット・デメリットなど

ドコモ「ahamo(アハモ)」について真剣に考えよう。/料金・条件の比較、メリット・デメリットなど

ドコモによって始まった通信プラン「ahamo」。月額2,980円という圧倒的な安さに、20GBの通信容量というパッケージング。コスパで選ぶならこれ一択だろうと、当時大きく騒がれ、話題となった。

そんなahamo、実際はどうなの?ということで、その料金プランを深堀りし、他との比較も交えて真剣に考えていこうと思う。

ahamo(アハモ)とは

料金

基本料金は一律税込みで2970円。

そう、料金プランは一つのみである。

容量・通話

データ容量は20GB、国内通話は5分まで無料、海外ローミングは20GBまで無料。

他に選択肢はないが、足りない場合は1GBあたり550円で追加できる。

申込方法

ahamoといえば、「インターネット申し込みのみ」である。

ahamo申し込みはこちら

正直、携帯ショップとかいらない。

キャリア側もコストカットになるし、その分値段にも還元されるし、WIN-WINの関係なのでもう携帯ショップは絶滅してもろて

他の通信プラントの比較

他のライバルとなりうるプランを調べてみた。

なるべく通信容量など、ahamoと近い条件のものを持ってきた。

ahamoYモバイル楽天モバイルOCNモバイル
月額2970円3278円2178円3920円
通信容量20GB15GB20GB20GB
かけ放題5分別料金10分別料金
電波4G/5G3G/4G4G/5G(エリア狭し)3G/4G
国際ローミング同額超高い同額超高い

この中では、料金・条件ともに楽天モバイルが頭一つ抜けているように見えるが、電波範囲の狭さがデメリットすぎる。メインSIMとして使うのはおすすめできない。

楽天モバイルの電波範囲についてはこちらを参考にされたい。

https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/

そして、格安SIMと呼ばれるYモバイルやOCNモバイルも比較に挙げたが、正直その存在価値が見いだせないほどahamoに劣ってしまっている。

ライバルとの比較はahamoの圧勝だ。

メリット

メリット1:圧倒的コスパ

この一言で片付くだろう。

先程の比較からもわかるようにコスパは間違いなく最強。

安心と信頼のdocomoの4G/5G回線が20GB使い放題で月額2970円。

これ以上何を言う必要があろうか。

メリット2:制限後の速度

光回線の速度が遅い?平均や目安を調べる方法と改善策を紹介 | NURO 光

データを使いすぎてしまい、速度制限にかかったあとの通信速度は、最大1Mbpsとなっている。

1Mbpsは速度制限にしてはかなり速い

Youtubeで標準画質の映像見るぐらいだったらできてしまう。

楽天モバイルなど、一部のキャリアでは速度制限後の速度が1Mbpsのところもあるが、普通のキャリアの速度制限後の速度は、これより桁が一つ小さい。

文字通り桁違いの速さである。

メリット3:5G対応

5Gの基礎知識 | 5Gが生み出す新しいビジネスとサービス | 海外 | 海外進出ノウハウ | Digima〜出島〜

この料金でなんと5G通信にも対応している。

とは言っても、5Gが提供されるエリアはかなり限られているし、それを活かせるサービスはまったくないことから、これは正直おまけ程度のメリットだろう。

デメリット

ここまでべた褒め状態のahamoだが、デメリットも存在はする。

ネット上でもそのデメリットに言及しているものがあるが、だいたい以下のとおりだ。

  • キャリアメールがない
  • ネット申し込みのみ
  • 留守番電話を使えない

正直すべて的を得ていない。というかこんなものはデメリットではない。

  • キャリアメールなど今どき使わない。むしろキャリアメールを書くなと言われることのほうが多い。Gmailを使え。
  • 先述の通り、ネット申し込みはむしろWIN-WINの関係
  • 折返し電話しろ。

と個人的に思っている。

ということで私が思うデメリットを以下に挙げていく。

デメリット1:プランの選択ができない

もうすでに述べているが、ahamoのプランは一つのみである。

この20GBという容量は、docomoが統計的に(またマーケティング的に)最適と判断したであろう数字なので、多くの人にとって最適解である場合が多いだろう。

しかし、最近の自粛生活でこんなに使わないとか、反対に外でよくYoutubeやTiktokなどデータ容量の多いコンテンツを見るから少なすぎるといった人もいるだろう。

こうした人への選択肢がないというのは、大きなデメリットであると言える。

デメリット2:FOMA(3G回線)が使えない

秘境・毛無峠~村一番の絶景地

絶体絶命の大ピンチでもつながることで定評のあるdocomoだが、このahamoのプランには落とし穴がある。

それはFOMA(3G回線)が使えない事によって、山間部など一部のエリアで繋がらないことがある事だ。

山登りや旅が好きな私にとって、3G回線には結構お世話になっているし、それに万が一のことがあったときに救助を呼ぶことができる。スマホ代をケチったおかげでピンチのときに繋がらないってこともあり得るわけだ。

しかし、果たして3Gの恩恵を受けているの人がどれほどいるのかって問題もある。正直要らん人はたくさんいるだろうし。

これに関しては万が一のためにどれだけお金を積めるかって話だろう。

結論、9割の人にとって最適解。

報道発表資料 : 新料金プラン「ahamo(アハモ)」を発表 | お知らせ | NTTドコモ

他を圧倒するコスパのahamoは、ほとんどすべての人におすすめできる。というかahamoが強すぎて、これ一択の状況が作り上がってしまったようだ。

確かに細かいニーズに対応できてない点はあるが、それは世の中の9割の人にとって関係ないことでもある。

ということで結論としては、

ahamoは「9割の人にとって最適解」であると言える。


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